突然やってくるドンッと言う衝撃波。
真っ二つに咲かれる家、車、牛・・・。
ある日突然町は見えない壁の中に閉じ込められてしまった。
見えない壁はエネルギーを発しており、触れれば死んでしまう。
この壁は一体何なのか。
そんな始まりのアンダー・ザ・ドームはスティーブン・キング原作のTVドラマです。
スティーブン・キング好きとしては見ずにはいられない。
ちょっとセピアがかった60年台アメリカの田舎町。
未来と過去が交錯し、幻想の中で話が進む。
保安官がいて、牧師がいて、病院がある。
金持ちのボンボンは親を嫌って戦争へ志願し、その後は裏稼業へ。
わからず屋の爺がいて、物静かな婦人は静かに死を待つ。
ハッカーと無線のラジオ局が手を結び、ちょっとおかしな少年は少女とともに未来を見る。
しかし・・・。
順調に進むかと思えたドラマも、途中から辻褄が合わなくなってくる。
市長は独断で物事を進めるし、主人公もおかしくなる。
麻薬、癒着、組織・・・。
原因は宇宙からの飛来物という、落ちに、がっかりしてしまったけれど、そこは最後まで見てしまった。
スティーブン・キングらしいと言えるかもしれないが、消化不良の作品だと言える。